〜・〜 グリンシン 〜・〜

世界中でも珍しい、貴重な伝統技巧がトゥガナン村にはまだあります。
グリンシンとは「ダブルイカット」とも呼ばれ、あらかじめ縦糸と横糸をそれぞれ染色してから編み上げ、模様を作っていく技法です。そうして出来上がった布を指して「グリンシン」と呼びます。無病息災や魔除けの意味が込められているのです。

このグリンシンを編むことができる人は限られており、トゥガナン村にも10人ほどしかいません。ほとんどが女性、しかもおばあちゃん。近年では編み手が減ってきており、技術を引き継ぐ若手育成が問題になっているそうです。
例えばお坊さんや聖職者のように、その道に入った者のみ編むことが許されるグリンシン。学校にも行かず、グリンシン編みに精進しているひとも多いといいます。

この糸の材料となる綿花の木はトゥガナン村にないため、近くの島から採ってきます。そのコットンを、木皮・葉・樹液の汁で染色します。(黒っぽい部分→葉、赤い部分→木の皮、ベージュ部分→樹液、木ヤニ など)
たくさんの糸を染色するため、一度に7〜8枚を同時進行しながら編んでいきます。グリンシンを1枚編みあげるまでに5年かかることもざらではありません。それだからこそ、希少価値があるのです。気の遠くなるような地道な手作業は、アタ製品にも通ずる感があります。

グリンシンは結婚式などのお祭りの際に使われることが多く、帯、サロン・スカーフにして身にまといます。お金持ちはサロン・スカーフなどの着物一式を嫁入りに持たせたりするそうです。また、現地ではお寺の飾りに使ったりもします。

グリンシンに魅せられ、お土産としてよく買っていくのは日本人やアメリカ人らしいと聞きました。なおこのグリンシンにも偽物があります。端の生地を見れば本物かどうか分かるのですが、染色していない白糸から、色のついた下の布編地が見えるのが本物。端まで模様が入っているのは偽物。においも本物と偽物では違うのだそうです。
また、数は少ないですが、残り糸を利用したものもあります。縦糸は現代の糸で、横糸は本来のグリンシン糸を使ったというものなどがそれに当たります。

メルオリでは今回初めて、このグリンシンを取り扱ってみました。幾通りもあるデザインの中から、悩みに悩んで、でも結局は私の好みで(笑)仕入れてみましたこのグリンシン。みなさまにもお気に召す1枚が見つかりますように・・・・。高価で貴重なものですので、イカットハンガーを使って壁にタペストリーのように掛けるのがおすすめです。お部屋の雰囲気が一気に変わること請け合いです。もしくは、額装をしていただき、絵画のように楽しんでも素敵です。もちろんテーブルセンターのように敷いてもよろしいかと存じます。

商品一覧

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1件〜4件 (全4件)

グリンシン4
在庫 1個

グリンシン4

15,800円(税込)
グリンシン3
完売御礼

グリンシン3

15,800円(税込)
グリンシン2
完売御礼

グリンシン2

15,800円(税込)
シングルイカット1
在庫 1個

シングルイカット1

22,800円(税込)

1件〜4件 (全4件)