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これからのアタ製品について、皆さまにお願いです。

1〜2年ほど前より、心配な状況になってきておりまして、ここ最近は本当に深刻な問題となりつつあるのです。

それはトゥガナン村の伝統工芸品、アタ製品の危機にも近い状況です。

しつこいようですが、ここでおさらいしておきますと、

 インドネシア経済の発展

       ↓

 もちろんバリ島も絶好調

       ↓

 インフラの整備、建築ラッシュが急激に進み・・・

       ↓

 物価も急上昇

       ↓

賃金も上げてくれないと困る!

・・・ということで、より高給な道路工事などへ転職するアタ職人が増え、トゥガナン村に残った職人たちも賃金UPを訴え、数少なくなった貴重な職人たちの存在感がより一層強くなりました。

それに加えて原料であるアタの枯渇がすすみ、バリ島では良質なものが採れにくくなってきたため近隣の島からアタを買うにも船のガソリン代もかかるとくれば、アタ製品の原価は上がるばかりです。

もちろん国の経済が発展することは素晴らしいですし、お給料の良いほうへ転職すること、これも当然ですよね。自然の流れです。

前置きが長くなりましたが、お話ししたいことというのは、

アタ製品は、いまだかつてない価値のある伝統手工芸品

であるということです。

なぜ、改めていま力強く思うのかといいますと、これです ↓↓

過日、お祝いにいただいたフラワーアレンジメントに使われていたかご。

やわらかくしなやかに編んであるからだと思いますが、傾いています。

お花が終わったので、野菜入れにでもしようかな、と。

曲がっていることなんて、まったく気になりませんでした。

あっ・・・と思いました。

メルオリでは、良質なアタ製品を日本のみなさまにご提供することを日々考えております。インテリアの一部としてお使いいただく際に、なるべくまっすぐで形の整ったものをお送りしたいと、目を皿のようにして検品しています。

お客様にお送りできない・・と判断したものは、「アウトレット品」として別にご紹介しているのはご存じのとおりです。

でも、

「良質」イコール、「けして曲がっちゃいけないこと」

なのでしょうか。

少しねじれていた、色むらがあった、長いつるが入手しにくくなったので短いつるのアタを使っているために継ぎ目が多くなった・・・・などなど。

これって、かごを編むうえで、重大な問題でしょうか。

いいえ、もちろん、分っていました。だって私が個人的にアタ製品を使うのに、多少のねじれは気にしませんもの。職人たちが一生懸命編んでいる品は、どれもほっこり温かくて、愛すべきかごたちなのです。

でも、店主として、アタ製品を愛するお客さまみなさまには、ねじれのない美しいものをお送りしたい、いや、そうすべきなのだと考えてきました。

それでこそメルオリなのだと。

でもでも、アタ製品も、多少のご愛嬌は許してあげてもいいのかもしれない。工業規格品ではないのですから。メルオリ店主としては許せなかったけれど、「私」個人では最初から許しています。分ってくださるお客様もきっと多いはず・・・・。

これからの当店には、曲がったものやいびつな品が増えてくるかもしれません。職人不足ゆえ、新人さんの製作する「こなれていない」作品もでてくるかもしれません。

そういったものも、今後は仕入れてくることが避けられなくなると思います。

そのときは、きちんと皆さまに商品説明をさせていただきます。納得いただいたうえで、そうしたアタ製品も可愛がっていただけましたら、このうえない幸せに感じます。

次回の大量入荷は11月末〜12月を予定しています。今日は長いおはなしとなりましたが、どうかお知り置きいただければと思います。

最後になりましたが、いつも当店のアタ製品をお使いいただき、本当にありがとうございます。今後も、どうか見守っていってくださいね。そして、お手持ちのアタ製品、これから出会うアタ製品、どれもとてもかけがえのない手作りのかごなのだということを、感じてくだされば嬉しいです。

(25th, Sep, 2012)

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